👓8月・TP-KYT学習会👓
2023年8月21日(月)
奈良学園大学大浦先生、関西福祉科学大学有久先生によるTP-KYT学習会を実施しました。
TP-KYTとは・・・危険予知トレーニングの一つ
新しいリスクの評価方法:Time Pressure-Kiken Yochi Training効果測定システムのこと
介護現場における事故を防ぐために、介護業界では危険予知トレーニングを実施します。
トレーニングの目的や方法、効果を知るために研修に取り入れて、
事故を防げるようにしていくことが重要になってきます。
危険予知トレーニングの目的は、事故を事前に防ぐために必要な「気づき」の力を養うこと。
そして可能性を見当する「想像力」も、介護職にとっては非常に大切な能力でもあります。
事故報告書やヒヤリハットから学んだことは防止策が取れますが、そのような中にも
また別のリスクが潜んでいます。
そこで!スマホを用いて事例を確認し、グループで意見を出してもらいました。
画像を見てどのようなリスク発生の可能性があるだろうか、潜んでいる危険を洗い出します。
どのような行動を取る必要があるだろうか・・・
たくさん意見が出てきます!
もう一度同じ場面で再確認します。
どうして危険な状態を見落としてしまったのか、危険と判断した理由はどこだったのか。
多角的な視点で物事を見て、「気づく」ことや「想像すること」を反復することで
理解を深めていきます。
このような≪リスクマネジメント≫においては、予見可能性が非常に重要です。
過去から経験していないと、事故を予見することは難しいものです。
そのような中、過去の実績からその事故を予見できる可能性があったかどうか
重要になってきます。
今回のグループワークを行うことで、自分では気づけなかった視点が見つけられることが
メリットです。
ヒヤリハットになる前の対策を講じることが重要であることから、職員の刺激になった
学習会でした!