第26回社会福祉法人経営青年会全国大会
2023年10月26日(木)、27日(金)
全国社会福祉法人経営青年会
第26回社会福祉法人経営青年会全国大会がホテルグランヴィア広島にて開催されました。
【10月26日(木)】
開会のことばとして 広島県社会福祉法人経営青年会 会長 上栗氏
主催者挨拶 全国社会福祉法人経営青年会 会長 村木氏
全国社会福祉法人経営者協議会 副会長 谷村氏
全国社会福祉協議会 常務理事 金井氏
主催者紹介 広島県社会福祉法人経営者協議会 会長 本永氏
広島県社会福祉協議会 常務理事 小池氏
来賓挨拶 広島県知事 湯﨑氏
広島市長 松井氏
基調講演:「全国青年会のいま、これからめざすもの」 として
全国社会福祉法人経営青年会会長の村木氏よりご講演がありました。
これからの次世代に向け自分たちの手で未来を切り拓いていく必要性
また、以前から道々と続くタテの繋がりだけでなく、ヨコの繋がりを強化し
様々なプロジェクトを ≪共に≫ 構築していく重要性についてお話されていました。
≪Co-Creation≫ がキーワードです🤝
26日の公演はほかにも2つあり、
元プロ野球選手達川光男氏より「苦しみを笑いに変えた野球人生」
凡事徹底:当たり前のことを当たり前にやるのではなく、徹底して突き詰めて事にあたること。
一流になるには、「辛抱する木に金がなる」という力強い言葉をいただきました。
㈱八天堂ファーム 代表 林氏 社会福祉法人宗越福祉会 伊東氏の対談
「商工農福連携による地域共生社会の実現に向けて」
ぶどう園の再生と共に生活困窮者の自立支援について、宗越福祉会と連携し
自分たちの得意分野を活かしながら、ぶどう果肉をつかった≪くりーむパン≫を商品化。
今後は農業従事者や福祉関係者のみならず、行政や民間企業、教育機関が携わる
枠組みを考え、福祉と地域経済の両方を高めることを目指していくそう!
まずは”やってみる精神が大切”、時に向こう見ずな行動も大事ですねとお話しされていました😁
【10月27日(金)】
私たちがこの全国大会に来たのはほかでもありません。
そう!手前どもの代表である奥田が事例発表として一部講演をするからです!
≪第3分科会のテーマ≫
「幅広い関係者と共に、それぞれの地域で福祉領域を拡張させ、社会の幸福度を高める
~領域拡張性、自治独立性、幸福追求性を考える~」
社会福祉法人みささぎ会としては、『認知症予防からはじまった地域とのつながり』として
発表しました。
みささぎ会が始めた認知症予防は、特養におけるサービス品質向上のために
何かできることはないか考えたことがきっかけでもあります。
大阪大学を訪問したことがきっかけで共同研究が開始されました。
コロナ期間も、地域に脳トレシートを配布することで、街の高齢者の方々に
認知機能について自信をもってもらうきっかけ作りができています。
このような地域との繋がりを強固にしていくことで、地域から相談が来やすい環境へ
また、こちらがこども食堂を実施する際には、地域から野菜を寄付していただいたり
参加者から支援に繋がるということもありました。
第3分科会参加者で写真撮影
最後の講演はオタフクホールディングス㈱ 代表 佐々木氏
「日本的経営2.0 コーポレートガバナンスとファミリーガバナンス」
現在の日本の経営に足りないもの、それは≪感性とスピード≫であると述べられていました。
横並び主義になっていないか?機会を逃していないか?
当たり前の中の価値を当たり前で終わらしていないか?
お客様は会社のどの部分を見ているかわからない、氷山の一角である。
見えているところだけを着飾るのではなく、日頃の活動の結果がお客様作りに繋がる。
≪善の拡張≫ の重要性!!
自分のちょっとした発言が、お客様や地域の方々にどう受け取られるかわかりません。
背筋がピンとした瞬間でした。
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今回の全国大会において痛感したのは、現時点でとどまるのではなく
何事も挑戦して活動領域を広げていくこと。
またその取り組みをしっかり発信していくことで、他業種、行政、地域などの
知られていくこと。
法人全体として、今一度足踏みしたままになっていないか、
あらゆる情報を機敏にくみ取れるよう意識を強めていく必要性があると実感しました。
今回の学習を活かし、法人の発展とはどういうことであるか考えていきたいと思います。
引き続き皆々様のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします!